ヘルマンハープ・梶原千沙都オフィシャルブログ

ヘルマンハープ・梶原千沙都のオフィシャルブログです。ヘルマンハープの音楽事業家として、福祉と音楽をつなぐヘルマンハープでの新しい日独友好の文化交流、そして生涯教育活動をトータルプロデュースしています。

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芸術の季節、ヘルマンハープでボランティアの季節です!パート2

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東京の施設や病院に、ボランティア演奏に行きました。



ここは日本一の巨大リハビリ専門病院と言われている、原宿リハビリテーション病院です。
クリスマスにちなんだ曲をたくさん演奏しました。演奏が始まる前には、病院のスタッフの皆さんがクリスマスツリー飾ってくださいました。
演奏後のお楽しみは、ヘルマンハープに触れるひと時です。初めてヘルマンハープに触れてメロディーを弾けた患者さんからこぼれるあたたかな笑顔が私たちの何よりのお土産です。
このサロンからは富士山が眺められ、お茶室まであるという豪華な病院でした!
インストラクターの松本さん、NHK青山教室の佐藤さん、大川さんとご一緒に行きました。
ご入院されている患者様のお早い回復をお祈りしています。


芸術の季節、ヘルマンハープでボランティアの季節です!パートⅠ

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秋も深まる10月の終わり。板橋区にある、「ツクイ板橋 デイサービス」にボランティア演奏に行きました。
ある日お電話がありまして、「ディサービスに通っている母親にどうしてもヘルマンハープのきれいな音を聴かせたい!」とのこと。それで、ディサービスに演奏に来てもらいたいということで、NHK青山教室の有志、萩野さん、押田さん、佐々木さんと演奏に伺いました。

こちらのデイサービスには毎週月曜日に外部からのボランティアでいろいろな催しが行われるそうです。
《翼をください》や《ふるさと》など歌える曲を多く選びました。
また、曲にまつわるお話や地域に関する話題などを中心に、利用者のみなさまと言葉を交わす場面をたくさん作りました。

残念だったのは、お電話くださった方のお母さまが体調を崩されてこの日は来ることができなかったのです。お電話くださった娘さんが来られて、「とてもよかったです。母に聴かせたかった」と言われていました。お元気になられたらまた来ますね!



千代田区のヘルマンハープ・ボランティア講座がスタートです

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千代田区社会福祉協議会の主催で、「ヘルマンハープ・ボランティア講座」が始まりました。
2017年2月まで毎月2回、合計8回の講座を開催し、千代田区内の施設でボランティア活動する方を育成する講座です。
ヘルマンハープは始めてから1,2年も経つと愛唱歌やクラシック、クリスマスのメロディー、映画音楽など、いろいろな曲を弾けるようになるので、ヘルマンハープを持って、福祉施設や幼稚園、病院や教会などにボランティア演奏に行かれる方が多いのです。
写真は子供さんが難病で入院中のご家庭が宿泊できる施設、マクドナルドハウス東大でのボランティア演奏の様子です。
音楽に安らぎを求められる施設からは、ヘルマンハープの演奏は心から喜ばれます。
熱心にご受講される皆さんの様子から、ボランティアに対する意欲の高さをうかがうことができます。子供の時にピアノをやっていたので、もう一度楽器で何かができら…。五線譜が読めないけどできると書いてあったので、やりたい…。皆さんの熱い思いと情熱が私にも伝わってきました。

ヘルマンハープでボランティアに行くと、ハープを少し弾かせてあげて楽しんでもらうことも多くあります。施設の利用者の方にとっても、自分が弾いた心に染み入るような音、自分が弾いた音楽に包まれる喜びは格別なのです。

講座終了の暁には、受講生のみなさんがグループに分かれて千代田
区社会福祉協議会のヘルマンハープを持って担当施設へボランティアに行かれます。
ですから、8回講座の終わりには、「施設利用者のためのヘルマンハープの指導法」も簡単ですが講義をします。
ヘルマンハープでボランティアに行くとき、私自身、いつも感動を利用者さんからいただきます。
ヘルマンハープは一音弾くだけでも美しい音の出るたぐいまれなる楽器です。自分の美しい音に包まれる感動を忘れがたい音楽の体験として、多くの方に運んでいただけるように…。そんな思いが実現する講座にしたいと思います。


昨日、千代田区日曜青年教室の作品展を見てきました。
写真は、サークル活動でヘルマンハープを練習している知的障害のある蒲生聡子さんの、俳句コーナーに展示してあった〝一句″です。
私はこの一句に、聡子さんの青年期以降の生活が安定や豊かさにつながっていることを確認した思いでした。
何に限らず、ボランティアへの思いは人を立ち行かせる力となることを感じています。






10月9日はヘルマンハープ青山店のファイナル・ミニコンサートでした!

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2011年から約6年間。多くの方がヘルマンハープ青山店を訪ねてくださいました。
ヘルマンハープ青山店のファイナルコンサートのひとコマです。

 最後のミニコンは、中学生の是澤裕希さんとのアンサンブルを中心にお聴きいただきました。
有希さんはダウン症のあるヘルマンハープ奏者です。ヘンリー・パーセルのガボットやベートーベンの歓喜の歌も披露しました。
ヘルマンハープをはじめて約2年が経ちました。最初のお稽古の頃は、長く座って弾くこともストレスでしたが、今や、1時間ぐらい楽に座ってお稽古をされているので驚きます。
 私のドレスをいつも素敵にデザインしてくださる吉岡のりこ先生や元タカラジェンヌのヘルマンハープの愛好家の方も、神戸からお越しくださいました。
これまでのたくさんの出会いに感謝して、青山店を後にしました。
ヘルマンハープ神楽坂店は11月中旬にオープン予定です。
ぜひ見にお越しください。JR総武線、東西線、有楽町線、南北線、都営大江戸線の「飯田橋」駅、東西線、「神楽坂」駅、都営大江戸線「牛込神楽坂」駅から徒歩5分前後ですので、みなさまにお越しいただくのにとても便利なところです。
オープニングミニコンサートは11月27日(日)の11時~と14時~です。

Comming soonです!ヘルマンハープの輪が、今度は神楽坂から広がります。

さよなら青山店 最後のゲストミニコンサート

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ヘルマンハープ青山店が10月9日をもって閉店いたします。
2010年12月にオープンしてから、ヘルマンハープの東の拠点として、みなさまにご愛顧いただきました。
まだ東京で人がヘルマンハープを知らないころ、お店のウィンドウを覗いて、「これは機織り機ですか?」なんて訪ねられたこともあります。なるほど、たくさんある弦を縫うように糸を通していくと、確かに何か編めそうですね!

さて、最後のゲストミニコンサートに出演してくださったのは、池袋の教室で勉強されている愛好家のみなさん。そのうちのお一人はインストラクターです。
《白鳥》《シチリアーノ》《カヴァレリア・ルスティカーナ》などのクラシックの調べが、落ち着いた弾き方と白い清楚なブラウスにぴったりで、お客様も静かに聞き入っておられました。
お客様に語りかけるような司会もとてもお上手でした。


ヘルマンハープに合わせて≪赤とんぼ≫や≪紅葉≫をみんなで歌いながら、これまで青山店で出会った方たちのことを思い出しました。
ヘルマンハープは、ヘルマンさんがダウン症のある息子さんのために考案された弦楽器です。ヘルマンハープのフォルムの美しさと透明感のある美しい音色から、私たちはヘルマンさんがいかに本物感のある良質の楽器を障がいのある息子さんに与えようとしていたかがわかります。
主人と私は、そのヘルマンさんの思いに沿えるように、障がいのある人のためにできた本物感あふれるヘルマンハープを一流のブランドに育てたいと願い、ヘルマンハープ青山店を青山通りにオープンしました。

ほんとうにいろんな方がヘルマンハープ青山店を訪れてくださいました。
音楽の大好きな障がいのある人やちょっと心が疲れ気味な人、音楽へのあこがれを実現される何かを探していた人…。自分が愛する誰かのためになるかもしれないと、ヘルマンハープを見にきてくださった方もたくさんおられました。

「ぶらり途中下車の駅」で来てくださった林屋たい平さんは、ヘルマンハープに感動されてその場でご購入されました。ヘルマンハープは夜に弾いておられるそうです。心とお体を癒されて、どんどんご活躍いただきたいですね。
私から演奏者のみなさんに、サプライズで小さな花束をお渡ししました。
これまでご出演いただいたハーピストのみなさま、来てくださったお客様、ほんとうにありがとうございました!

次は10月9日(月)青山店ラストミニコンサートです。出演は、障がいのあるハーピストのお二人と私です。15時からの部はまだ空きがあるようです。それではラストです。青山店でお会いしましょう!






秋のヘルマンハープ新規カルチャー講座のお知らせ

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10月より、神奈川県のカルチャーセンター新百合ヶ丘産経学園、愛知県のNHK文化センター名古屋教室で、ヘルマンハープ講座を開講します。

  • NHK文化センター名古屋校で10月2日(月)にヘルマンハープ体験会講座を開催します。

第1・3月曜日の14:15~15:15がお稽古日となります。
講座の担当講師は山田千恵子インストラクターです。
開講にあたり、体験会では梶原千沙都が講師をつとめさせていただきます。
ミニコンサートもありますので、みなさまお気軽にお越しください。
お問い合わせ先は、052-952-7330 NHKカルチャー名古屋教室まで。


  • 新百合ヶ丘産経学園は、小田急線新百合ヶ丘駅直結、徒歩2分のファッショナブルなエミルロードというビルの中にあります。

写真はヘルマンハープ紹介のミニコンサートの模様です。
担当講師の小野洋子インストラクターから、ヘルマンハープのしくみについての説明に熱心に耳を傾けておられます。
みなさま初めて見るヘルマンハープの優しいフォルム、そして、だれでもすぐに弾けることやその透明で美しい音色に感動されていました!
第2・4火曜日の13:00~14:00がお稽古日となります。

五線譜が読めなくても、ヘルマンハープ専用の楽譜ですぐにメロディーを弾くことができます。
弾いてみたかった唱歌やクラシック、映画音楽などを弾いて楽しみましょう!
お問い合わせ先は、044-965-0931新百合ヶ丘産経学園まで。https://www.sankeigakuen.co.jp/contents/course_detail.asp?SC=34&CCD=7049401




秋のヘルマンハープ新規カルチャー講座のお知らせ

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10月より、神奈川県のカルチャーセンター新百合ヶ丘産経学園、愛知県のNHK文化センター名古屋教室で、ヘルマンハープ講座を開講します。

  • NHK文化センター名古屋校で10月2日(月)にヘルマンハープ体験会講座を開催します。

第1・3月曜日の14:15~15:15がお稽古日となります。
開講にあたり、体験会では梶原千沙都が講師をつとめさせていただきます。
ミニコンサートもありますので、みなさまお気軽にお越しください。
お問い合わせ先は、052-952-7330 NHKカルチャー名古屋教室まで。


  • 新百合ヶ丘産経学園は、小田急線新百合ヶ丘駅直結、徒歩2分のファッショナブルなエミルロードというビルの中にあります。

写真はヘルマンハープ紹介のミニコンサートの模様です。
担当講師から、ヘルマンハープのしくみについての説明に熱心に耳を傾けておられます。
みなさま初めて見るヘルマンハープの優しいフォルム、そして、だれでもすぐに弾けることやその透明で美しい音色に感動されていました!
第2・4火曜日の13:00~14:00がお稽古日となります。

五線譜が読めなくても、ヘルマンハープ専用の楽譜ですぐにメロディーを弾くことができます。
弾いてみたかった唱歌やクラシック、映画音楽などを弾いて楽しみましょう!
お問い合わせ先は、044-965-0931新百合ヶ丘産経学園まで。




ドイツのマガジン(雑誌)に載りました!

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残暑お見舞い申し上げます。
ほんとうに暑い日が続いていますがお変わりありませんか?
ヘルマンハープが作られているのはドイツのバイエルン州のシュタイガ‐ヴァルトと言われる地域です。ヘルマンハープの開発者、ヘルマン・フェー氏は、1935年にこの地で農場主の一人息子として生まれました。ドイツから届いたこの地方を紹介するマガジン(雑誌)に、ヘルマン先生がヘルマンハープとオリジナルの楽譜が一人息子のアンドレアスさんのために考案した物語や昨年のヘルマン先生80歳のお祝いのコンサートの様子が掲載されました。雑誌の表紙には、お城とおいしそうなビールとヘルマンハープも載っています。
ヘルマンハープが誕生して29年目を迎えます。
現在81歳になられたヘルマンハープ開発者ヘルマン・フェー氏と48歳になられた息子のアンドレアスさんです。とても素敵なお二人の写真が紙面を飾っています。このお二人によって、何万もの人々にヘルマンハープで音楽を奏でる喜びが分け与えられました。
ドイツには「ハウスムジーク」という言葉がありますが、家庭内や学校、地区などで音楽を奏でることを言います。ヘルマン氏のお父さまはヴァイオリンを、お母様はオルガンを弾かれて、小さなころからご家庭で毎夜、ハウスムジークが繰り広げられていたそうです。そんなハウスムジークを楽しむ習慣は、今、ヘルマンハープを弾く多くの人に引き継がれています。
やさしい音量はご近所迷惑にもならないし、家庭の誰もが楽しめるので、ヘルマンハープはほんとうにハウスムジークにぴったりの楽器です。人々の日常の生活が音楽と共にあることが、ヘルマンハープの普及によって実現されてきました
次のページには、ヘルマン・フェー氏80歳の記念のコンサートでごあいさつされたドイツ連邦共和国の大臣クリスティアン・シュミット氏の祝辞のもようと、私のソロ演奏の様子も一応、ヘルマンハープの名手との解説入りで記事の末席を飾っています。「ヘルマンハープにしかない美しい音質をもつヘルマンハープという楽器。本格的なヘルマンハープでのソロ演奏を確立したい」、「ヘルマンハープをはじけば弾けるだけの楽器とという評価に終わらせたくない!」
ヘルマンハープを持ち帰って普及を始めた当初は、障がいのある人のためにでき楽器だからと、低い楽器だというレッテルを自動的に貼ってしまう人にも多く出会い、それこそ障がいのある人を低く見ている証拠だと感じてずいぶん憤りを感じたものです。障がいのある人のために生まれた楽器が、他の楽器には出せない素晴らしい特色があることを、楽器として示せる演奏に挑戦しなければと強い決意を持っていました。世の中にそれを認めてもらえることは、ヘルマンハープを弾くバリアフリーな奏者(障がいのある奏者)やその親御さんの大きな自信になるのです。
そのようなわけで、無我夢中で取り組んだソロ演奏でしたが、ヘルマンハープが、ソロでさまざまな音楽表現のできる楽器としてドイツ本国のメディアも認めてくれたのかという感じです。だって、楽器のコンクールとなるとやはり最後はソロで勝負するのですよ他楽器は。ピアノもヴァイオリンもフルートも。また、楽器の優劣を判断するのも競うのもソロで試します。
ヘルマンハープの基礎や他楽器の借り物ではない本物の技術が普及すると、ここからヘルマンハープは楽器として自由に羽ばたけるのです。「自分はこうだ」というべきものをやっと持って、ヘルマンハープも他楽器と共演したり、楽曲を選んでいけるのです。自分が何者かを知ることって大事ですね。




 

2016.盛夏です! 梶原千沙都 青山店ミニコンサート

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2016.盛夏です!青山店ミニコンサート

みなさまには、暑中お見舞いを申し上げます。
一昨日はヘルマンハープ青山店での梶原千沙都のミニコンサートでした。
今回もそれぞれの方がそれぞれの想いをヘルマンハープに持ちながら、30度を超える暑い最中にお集まりくださいました。
はじめてヘルマンハープのコンサートを聴く方がほとんどですが、中にはすでにヘルマンハープを愛好されている方も。
ヘルマンハープの歴史やしくみ、学び方なども司会者が解説をして、みなさんヘルマンハープがなんとなくわかったところで演奏のスタートです。
昨日は4か月の赤ちゃんがいらしたので、思わずうれしくて、ドイツの愛唱歌《夜空に星はかぎりなく》という子供が眠る前に歌って聴かせるやさしい曲を弾き歌いでスタートしました。
昨年11月に娘が男の子を授かり、私はめでたくバーバになることができたので、そうすると周囲を見回してどの赤ちゃんを見ても「かわいい!」
どの子も無事に!世界が平和であるように!と願う気持ちも強くなります。
さて、ミニコンサートですが、それから本部講師たちと奏でるアンサンブルの響きをお聴きいただきました。
《会えるそのときまで》《川の流れのように》《浜辺の歌》《グリーンスリーヴス》などのさわやかな曲で暑さを追いやり、今度は童謡から《大きな栗の木の下で》《うみ》を演奏。終わりはスコットランド民謡の《蛍の光》をみんなで歌ってアンサンブル演奏を締めくくりました。
私のソロでは《月の光》《エナジー・フロー》《カヴァティーナ》を演奏。ソロではいつもみんなが一音一音に集中しておられる緊張感が伝わってきます。それは2000人のホールでも同じです。
それがソロ演奏の恐ろしさと醍醐味です。

ミニコンサートの後には、ご来場のみなさんから少しお話を伺うことができるのも楽しみです。
どんな想いを持ってコンサートに来てくださったのかをうかがうと、とても人生勉強になります。
今回のミニコンではこんなお話しを聞くことができました。

♪ミニコン参加3回目で、「ヘルマンハープをライフワークにしようと!」決意をされた男性。その慎重で真摯な思いが伝わってきます。

♪40代ぐらいの女性の方からは、フルタイムで仕事をしているけど、インストラクターになりたいのでどうしたらいいか?というご相談。

♪音楽団体を率いておられて、ボランティアでヘルマンハープを活用し、感動の出前演奏をしたいという女性。夢はさらに広がって、ご主人がこの日は同行。将来は一緒にデュオ演奏をしたいと、ご夫婦の楽しみも見つかったようです。実際、ご夫婦の趣味として、ヘルマンハープを携えて旅行先の旅館のロービーで演奏することをライフワークにしておられるご夫婦にもであったことがあります。

♪作家で朗読家の女性は、なんと、私にお礼を言いたいとのこと。なぜかというと、その方の朗読の際に、いつも他の楽器の演奏家の方と一緒でないと開催できずフレキシブルに活動できなかったが、ヘルマンハープなら自分で語りの合間に演奏しながら弾ける!と喜ばれていました。
よくぞ日本に伝えてくれたということですが、「2003年にヘルマンさんご一家から日本普及のお許しをいただいたのは、実はドイツ語ができたことが大きいのです」と正直に伝えました。1987年から東西ドイツの国境沿いの町で暮らし、ドイツ語を磨きドイツ人の生活にどっぷり浸かり、心と意思を伝える言葉を意のままにできたからです。
でも、心だけでは責任は持てない時がありますよね。大切なことを任せていただくには、自分で自分を追い込み、試す必要があります。
それで、ドイツで日本の事業計画発表会を開催していただき、ドイツ語プレゼンテーションまで自分の意思で行ってきました。そして、ヘルマンハープ日本普及のお許しを得たのです。その発表会に立ち会われたのが、ハット・ブレンナーという当時のクリントン大統領やローマ法王が全幅の信頼を寄せた世界的な国際貿易のコンサルタントでした。他人事のようですが、これには私もびっくり。でも、そのような方に評価していただけたことは、何よりも後の自分の力となりました。
人とのお話しがきっかけとなり、ときどきいろいろな事を思い出します。
ゲストミニコンもこんな風にますます華やかになっていますよ。
次回の青山店のゲストミニコンサートは9月11日(日)です。
心が伝わるヘルマンハープ愛好家の皆さまの演奏をぜひお聴き下さい!






NHKラジオ第一 ごごラジ!に出演しました

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昨日7月11日、NHKラジオ第一 ごごラジ!に出演しました。世界選手権柔道金メダリストの山口香さんが老後の趣味に探して挑戦される「香、一芸への道」のコーナーで、ヘルマンハープを楽しく指南させていただきました。
コチラで「ごごラジ!」のブログをご覧ください
パーソナリティーの山口香さん、アナウンサーの神門光太郎さんと。
はじめにサウンドチェックです。お世話になっているディレクターの山田亜樹さんと。この日の番組のために、私のコンサートに足を運んでくださったり、お世話になりました。

生放送で《オーバーザレインボー》を演奏。生は嫌ですね。いつも寿命が縮まります。
事前の練習もなしで、はじめて見たヘルマンハープで《浜辺の歌》を習い始める山口香さん。少々緊張気味です。神門アナウンサーが、楽しい合いの手を入れてくださり、お稽古の雰囲気が明るく和らぎました!感謝です。

真剣にレッスンしてます

次回は、7月25日(月曜日)15時30分~です。
今度は外国曲です。
ぜひお聞き下さい!









文部科学省主宰「日独青少年交流セミナー」でのヘルマンハープ演奏

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日本とドイツの青少年教育指導者の資質や能力の向上を図という目的で、両国の指導者が意見を交歓するプロジェクト、「日独青少年交流セミナー」が毎年開催されています。
2週間にわたる一連のプログラムの最終日の5月27日には、「送別交流パーティー」が開催されました。
会場は、国立オリンピック記念青少年総合センターです。
今年の日本側の出し物として、いよいよヘルマンハープが登場です。
千代田区主催の日曜青年教室でサークル活動をされている、アンサンブルちよだのみなさんが、オープニングの演奏を飾りました。《夜の訪れ》のドイツ民謡や日本古謡の《さくらさくら》などの演奏で、ドイツ派遣団のみなさんのお疲れを癒しました。
私もこの日はドイツ語でみなさんにヘルマンハープのことをお話しさせていただきました。
ヘルマンハープのことをご存じのドイツ人もおられましたが、ほとんどは今回日本で初めて聴かれたようでした。日本でこんなんに盛んにヘルマンハープが活用されていることに驚かれていました。
私もソロ演奏で弾き歌いを披露。《竹田の子守唄》はヘルマンハープのやさしさと日本曲のメロディーの美しさを味わっていただけたようで、ドイツのみなさまから「ブラボー」声と拍手喝采を頂戴しました。
“Gute Reise nach Deutchland(ドイツへの旅、くれぐれもお気をつけて)!”


日本ダウン症協会徳島支部設立50周年のヘルマンハープ演奏会

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昨日、2016年6月4日に日本ダウン症協会徳島県支部設立50周年を祝う記念演奏会が開催されました。
2006年から日本ダウン症協会徳島県支部では、サークル活動としてヘルマンハープを導入し、日本ヘルマンハープ振興会の東インストラクターのもとで、練習や演奏出演の経験を重ねてきました。
サークルを運営しているのは「小鳩会」。子どもがダウン症と診断されても、保育所や幼稚園にも入れず、情報が得にくかった1964年に、親御さんたちが手を取り合って結成した会です。この会が、現在の徳島県支部となりました。
ダウン症の息子さんのためにヘルマンハープを開発したヘルマン・フェー氏に感銘を受けて、2006年にヘルマンハープの導入にご尽力いただいたのが三代目の白石光生支部長です。
息子さんの健(たけし)さんは、生後ダウン症と診断され、医師からは「20歳ぐらいまでの命ですから、大事に育ててげてください」と言われたそうですが、今、健さんは50才となり、先頭に立って「アンサンブルこばと」というグループでたくさんの仲間とヘルマンハープを演奏しておられます。ヘルマンハープは親の愛から生まれた楽器です。「愛の楽器」といってもいいかもしれません。親の愛によってヘルマンハープはむすばれ広がっていることを感じます。

私が小鳩会のみなさんを訪れたのは3回目です。5年以上前、立ち上げの時や、クリスマス会に行かせていただきました。メンバーのみなさんは、当時よりもずっとお元気そうに、自信に満ちた様子で、動作全体が機敏になっておられたことに驚きました。
《星に願いを》などのお得意ナンバーや、《ハナミズキ》や《aqua》など曲も披露。チェロやギター、ピアノとの共演も音量のバランスをうまく工夫されて、大成功でした。


私のソロ演奏も徳島の皆さまにお聴きいただきました。

みなさんの演奏する姿が、これからも多くの人に勇気を与え続けますように!!












梶原千沙都、復活コンサート!Cafe Tableでのスプリングコンサートのこと

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5月20日。ゲストにドイツを代表するチター奏者ヴィリ・フーバーさんをお迎えして、ヘルマンハープ青山店主催で、「梶原千沙都ヘルマンハープ・スプリングコンサート」を行いました。
青山店の斜め向かいの明るいカジュアルでカラフルな可愛いカフェが会場です。
「えっ?そんなコンサートあったの?」と知らなかった方も多いと思うのですが、50人しか入れなかったので、このオフィシャルサイトでひそかに告知を見つけた方や教室で知った方だけで満席となりました。
「梶原千沙都、復活」って何?と思われるでしょう?説明をさせていただきますと、「実は」という話なのです。
ふり返れば2014年に入った頃から更年期障害や頸椎関節症でひどい体調でした。
ヘルマンハープの起業はすべてがお手本のないあ新しいことでしたから、仕事はどんどん積み上がり、その頃教室での講義日は204日、加えて行事が66日。新幹線の中でPCをたたきながら毎日走り回る日が続いていました。ヘルマンハープを弾く時間が取れないので、夜中に練習したり、それが睡眠障害を引き起こしました。
みなさんの中にも人にはわからない身体の不調を体験したした方は多いと思いますが、私の場合もそうです。更年期障害で体温は低下。35度前後の低体温が1年半続きました。免疫力の低下は正直なもので、腸にはほおっておくと癌化するタイプのポリープまでできて。幸い見つかったので、すぐに切除。
首は左右に回らず、ネックレスを首から掛けるのもつらく、痛くて鼻もかめず、小走りで走ることもできませんでした。薬と治療と生活環境の改善あるのみの日々でした。
それが…。
みなさんからの反応も楽しいトークの場面
昨日の自分のコンサートで、「(体が)復活した!」。そう自分で確認できたのです。
この不調の間、夫の支えなしには乗り切れなかったと思います。
弾き語りの《スマイル》が自分にもやっと戻ってきました
夫いわく。「体が元に戻ったことが音に現われていた」と。
正直なんですね。「音」って。コンサートが終わった時、再び健康を与えられたことにこころからの温かい喜びが湧いてきました。梶原千沙都、ヴィリ・フーバー氏のソロステージ。そしてドイツ・バイエルンを代表する撥弦楽器ヘルマンハープとチターの共演を、ご来場のお客様は驚きと感動でお聴き下さっていたようでした。
ヘルマンハープの愛好者の方は「やる気百倍になった」と言っておられた方も。
思いがけず自分の中で、「梶原千沙都の復活コンサート」という名前に変えてしまったうれしいコンサートになりました。
バラードやチターの名曲を巨匠の演奏でみなさん堪能

応援してくださったみなさま、ありがとうございました!これからようやく皆さまといっしょにほんとうにヘルマンハープを楽しめそうです。
みなさんにちょっと「びっくりポン」していただけたヴィリ・フーバーさんとのデュオ
《蘇州夜曲》はヴォーカル入りで

世界ダウン症の日写真展 in 大阪

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3月21日に大阪市立中央図書館で、日本ダウン症協会大阪支部による「世界ダウン症の日の写真展」が開催されました。

ダウン症は21番目の染色体が突然変異で1本多いことから「21トリソミー」とも呼ばれるそうです。最近は、ほとんどの人が学校や社会での生活を送り、ヘルマンハープのような余暇活動でもその芸術的な才能を発揮しています。このイベントには、日本ヘルマンハープも協賛しています。

この日はダウン症の子供たちの日常の中の笑顔いっぱいの写真が展示されました。
世界各地でダウン症のある人をモデルにした本格的な写真展が開催されるようになりましたが、その影響か、年々レベルが高くなっているように感じます。何をアピールしたいことや、その子供の魅力的な点にしっかり焦点をあてて撮影されたことが、公募の写真から伝わってきます。




ダウン症のある奏者の伊藤君が、ヘルマンハープの演奏のしくみをお客様に解説。



日本ヘルマンハープ振興会のダウン症のある奏者を中心にした、バリアフリーアンサンブルで、ヘルマンハープの生まれ故郷、ドイツの愛唱歌やディズニーの《美女と野獣》にも挑戦しました。

このようなイベントでは、ご自分で思い思いに楽しんでいる仲間や、いろいろな教室で学ぶダウン症のある奏者が一堂に集まれるので、皆が顔を合わせるいい機会なのです。

今回は小学生のダウン症のあるハーピストも登場。先輩奏者の堂々とした姿は「あこがれ」になったようです。こうして、小さな奏者が大きく育っていくことは、とても素敵ですね!











西宮まちたび博 ヘルマンハープの体験型博覧会です! 

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みなさま、春もたけなわとなりましたね!
春のイベントから、街を旅する博覧会「西宮まちたび博」の「ヘルマンハープ演奏体験とF.L.ライトゆかりの洋菓子を味わう」のイベントをご紹介します。
今年の会場は、旧甲子園ホテル。大正時代から昭和にかけて花開いた阪神間モダニズムを代表する建築物です。
有名な建築家、フランクロイド・ライトの愛弟の設計とあって、どこを歩いても水平のラインの美しさや細工のみごとさにウットリです。


他にも80以上のプログラムが用意されていて、お菓子の街を代表してアンリシャルパンティエさんや、酒蔵の街を代表して大関さん、白鹿さん、海の街ということでセーリングの体験ツアー、六甲山を控えて爽快乗馬体験、えべっさんの総本山西宮えびす、甲子園スペシャルスタジアムツアーなどなど、街中が乗り出して観光イベントを繰り広げます。
参加者のみなさんは、音楽のお好きな方ばかり。自分のお好きな曲のテーブルに分かれて、講師から楽譜の読み方をまず習います。
《ハッピーバースデー》や《さくらさくら》、《スマイル》、《見上げてごらん夜の星を》など、童謡、日本曲、映画音楽などいろいろな曲に初挑戦しました。お二人で1台のハープを使うので、ことばを交わしながら、見知らぬ人どうしもすぐなかよくなられます。
ワークショップの練習タイムでは、楽しそうな笑い声があちらこちらから聞こえくるんですよ。


今回は「西宮市に一番長く住んでいた人にCDをプレゼント!」というサプライズの企画がありました。
そこで、「10年以上西宮市に住んでいる人は立ってください!」と言うと、ほとんどの人が立っています。
「20年以上…」「30年以上…」まだまだ何人も立っています。なんと最後は西宮市に60年以上住んでいる方がプレゼントをゲットしました。
私はこれまで11回引っ越しをしましたので、同じところに60年も住んでいるということにとても感動してしまいました。

最後は、ご覧のようにみなさん練習した腕前を披露しました。
旧ホテルの吹き抜けのオープンなサロンなのですが、生音でヘルマンハープがよく美しく響くのです。こんな会場はまたとありません。
日華石と素焼きタイルの壁を用いた重厚な建築素材は、こんなに広い空間でもヘルマンハープの繊細な音を響かせるのですね。


華麗でモダンな姿は「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称されたこの旧甲子園ホテル。舞踏会では作曲家山田耕筰がオーケストラを指揮したそうです。建築物のご見学もぜひおすすめです!
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