ヘルマンハープ・梶原千沙都オフィシャルブログ

ヘルマンハープ・梶原千沙都のオフィシャルブログです。ヘルマンハープの音楽事業家として、福祉と音楽をつなぐヘルマンハープでの新しい日独友好の文化交流、そして生涯教育活動をトータルプロデュースしています。

Blog梶原千沙都オフィシャルブログ

梶原千沙都、復活コンサート!Cafe Tableでのスプリングコンサートのこと

0 件のコメント :
5月20日。ゲストにドイツを代表するチター奏者ヴィリ・フーバーさんをお迎えして、ヘルマンハープ青山店主催で、「梶原千沙都ヘルマンハープ・スプリングコンサート」を行いました。
青山店の斜め向かいの明るいカジュアルでカラフルな可愛いカフェが会場です。
「えっ?そんなコンサートあったの?」と知らなかった方も多いと思うのですが、50人しか入れなかったので、このオフィシャルサイトでひそかに告知を見つけた方や教室で知った方だけで満席となりました。
「梶原千沙都、復活」って何?と思われるでしょう?説明をさせていただきますと、「実は」という話なのです。
ふり返れば2014年に入った頃から更年期障害や頸椎関節症でひどい体調でした。
ヘルマンハープの起業はすべてがお手本のないあ新しいことでしたから、仕事はどんどん積み上がり、その頃教室での講義日は204日、加えて行事が66日。新幹線の中でPCをたたきながら毎日走り回る日が続いていました。ヘルマンハープを弾く時間が取れないので、夜中に練習したり、それが睡眠障害を引き起こしました。
みなさんの中にも人にはわからない身体の不調を体験したした方は多いと思いますが、私の場合もそうです。更年期障害で体温は低下。35度前後の低体温が1年半続きました。免疫力の低下は正直なもので、腸にはほおっておくと癌化するタイプのポリープまでできて。幸い見つかったので、すぐに切除。
首は左右に回らず、ネックレスを首から掛けるのもつらく、痛くて鼻もかめず、小走りで走ることもできませんでした。薬と治療と生活環境の改善あるのみの日々でした。
それが…。
みなさんからの反応も楽しいトークの場面
昨日の自分のコンサートで、「(体が)復活した!」。そう自分で確認できたのです。
この不調の間、夫の支えなしには乗り切れなかったと思います。
弾き語りの《スマイル》が自分にもやっと戻ってきました
夫いわく。「体が元に戻ったことが音に現われていた」と。
正直なんですね。「音」って。コンサートが終わった時、再び健康を与えられたことにこころからの温かい喜びが湧いてきました。梶原千沙都、ヴィリ・フーバー氏のソロステージ。そしてドイツ・バイエルンを代表する撥弦楽器ヘルマンハープとチターの共演を、ご来場のお客様は驚きと感動でお聴き下さっていたようでした。
ヘルマンハープの愛好者の方は「やる気百倍になった」と言っておられた方も。
思いがけず自分の中で、「梶原千沙都の復活コンサート」という名前に変えてしまったうれしいコンサートになりました。
バラードやチターの名曲を巨匠の演奏でみなさん堪能

応援してくださったみなさま、ありがとうございました!これからようやく皆さまといっしょにほんとうにヘルマンハープを楽しめそうです。
みなさんにちょっと「びっくりポン」していただけたヴィリ・フーバーさんとのデュオ
《蘇州夜曲》はヴォーカル入りで

世界ダウン症の日写真展 in 大阪

0 件のコメント :


3月21日に大阪市立中央図書館で、日本ダウン症協会大阪支部による「世界ダウン症の日の写真展」が開催されました。

ダウン症は21番目の染色体が突然変異で1本多いことから「21トリソミー」とも呼ばれるそうです。最近は、ほとんどの人が学校や社会での生活を送り、ヘルマンハープのような余暇活動でもその芸術的な才能を発揮しています。このイベントには、日本ヘルマンハープも協賛しています。

この日はダウン症の子供たちの日常の中の笑顔いっぱいの写真が展示されました。
世界各地でダウン症のある人をモデルにした本格的な写真展が開催されるようになりましたが、その影響か、年々レベルが高くなっているように感じます。何をアピールしたいことや、その子供の魅力的な点にしっかり焦点をあてて撮影されたことが、公募の写真から伝わってきます。




ダウン症のある奏者の伊藤君が、ヘルマンハープの演奏のしくみをお客様に解説。



日本ヘルマンハープ振興会のダウン症のある奏者を中心にした、バリアフリーアンサンブルで、ヘルマンハープの生まれ故郷、ドイツの愛唱歌やディズニーの《美女と野獣》にも挑戦しました。

このようなイベントでは、ご自分で思い思いに楽しんでいる仲間や、いろいろな教室で学ぶダウン症のある奏者が一堂に集まれるので、皆が顔を合わせるいい機会なのです。

今回は小学生のダウン症のあるハーピストも登場。先輩奏者の堂々とした姿は「あこがれ」になったようです。こうして、小さな奏者が大きく育っていくことは、とても素敵ですね!











↑PAGE TOP