ヘルマンハープ・梶原千沙都のオフィシャルブログです。ヘルマンハープの音楽事業家として、福祉と音楽をつなぐヘルマンハープでの新しい日独友好の文化交流、そして生涯教育活動をトータルプロデュースしています。

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千代田区のヘルマンハープ・ボランティア講座がスタートです

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千代田区社会福祉協議会の主催で、「ヘルマンハープ・ボランティア講座」が始まりました。
2017年2月まで毎月2回、合計8回の講座を開催し、千代田区内の施設でボランティア活動する方を育成する講座です。
ヘルマンハープは始めてから1,2年も経つと愛唱歌やクラシック、クリスマスのメロディー、映画音楽など、いろいろな曲を弾けるようになるので、ヘルマンハープを持って、福祉施設や幼稚園、病院や教会などにボランティア演奏に行かれる方が多いのです。
写真は子供さんが難病で入院中のご家庭が宿泊できる施設、マクドナルドハウス東大でのボランティア演奏の様子です。
音楽に安らぎを求められる施設からは、ヘルマンハープの演奏は心から喜ばれます。
熱心にご受講される皆さんの様子から、ボランティアに対する意欲の高さをうかがうことができます。子供の時にピアノをやっていたので、もう一度楽器で何かができら…。五線譜が読めないけどできると書いてあったので、やりたい…。皆さんの熱い思いと情熱が私にも伝わってきました。

ヘルマンハープでボランティアに行くと、ハープを少し弾かせてあげて楽しんでもらうことも多くあります。施設の利用者の方にとっても、自分が弾いた心に染み入るような音、自分が弾いた音楽に包まれる喜びは格別なのです。

講座終了の暁には、受講生のみなさんがグループに分かれて千代田
区社会福祉協議会のヘルマンハープを持って担当施設へボランティアに行かれます。
ですから、8回講座の終わりには、「施設利用者のためのヘルマンハープの指導法」も簡単ですが講義をします。
ヘルマンハープでボランティアに行くとき、私自身、いつも感動を利用者さんからいただきます。
ヘルマンハープは一音弾くだけでも美しい音の出るたぐいまれなる楽器です。自分の美しい音に包まれる感動を忘れがたい音楽の体験として、多くの方に運んでいただけるように…。そんな思いが実現する講座にしたいと思います。


昨日、千代田区日曜青年教室の作品展を見てきました。
写真は、サークル活動でヘルマンハープを練習している知的障害のある蒲生聡子さんの、俳句コーナーに展示してあった〝一句″です。
私はこの一句に、聡子さんの青年期以降の生活が安定や豊かさにつながっていることを確認した思いでした。
何に限らず、ボランティアへの思いは人を立ち行かせる力となることを感じています。






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