ヘルマンハープ・梶原千沙都のオフィシャルブログです。ヘルマンハープの音楽事業家として、福祉と音楽をつなぐヘルマンハープでの新しい日独友好の文化交流、そして生涯教育活動をトータルプロデュースしています。

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インストラクター研修会はじまりました

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東京・大井町のアワーズイン阪急で、2015年度のインストラクター研修会を開催しました。
ヘルマンハープのインストラクターは、認定後、年に1回、日本ヘルマンハープ振興会が開催する研修会を受講します。
教室の質を高め、教授と演奏力のスキルアップを目指します。
今日から秋まで、100名近いインストラクターのみなさんの研修会を4回にわたって開催します。


楽器の価値と教室の価値は連動します。質の向上を目指して、はじめに
「インストラクターの心構え」を唱和。

ヘルマンハープはヘルマン・フェー氏が1987年にダウン症の息子さんのために
開発した楽器であり、同時に芸術性の高い音楽表現ができる、質の高い演奏楽器です。
だれでも弾けるけれど、いざ本気で演奏となると、豊かな音楽性や身体感覚が必要で、
ほんとうは簡単ではないのです。
インストラクターはさまざまな生徒さんの、さまざまな目標に答えられる指導力が必要なので、私が開発した奏法テキスト「ヘルマンハープの奏法〈基礎編〉」をもとに、今日はさらに指導の手順の一環で、「楽譜のアウトライン化」の手法を講義しました。
そして、楽譜のアウトライン化の内容をどのように奏法指導へとつなげていくか?
ここが秘伝です。


グループに分かれての個別奏法指導もします。
みなさん様々な課題を持って質問されます。
それぞれの課題をどのように解決して美しい音と音楽に変えていくか。
不思議ですが、私は即座に答えて、みなさんの弾き方を変えることができます。
私がどのように指導することで、弾く人の演奏が変わっていくのか。
実はそれは、弾き方の規則性を学ぶことなので、それを勉強するために、みなさん奏者のまわりを囲んで勉強しているのです。

インストラクターのみなさん、教室の質を高めながら、発展させていきましょう!

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