出版記念パーティーでエンジェルのような奏者が演奏を披露!
10月28日に、港区の南アフリカ大使公邸で、著者のライト教授をお迎えして、日本での『ダウン症の歴史』の出版記念パーティが開催されました。
このようなご本の出版によって、ダウン症が正しく理解されていくことになるのでしょう。
日本ダウン症協会の国際的な活動も紹介され、ダウン症のある人がその人の特徴として受け止められ、生きやすい社会がグローバルに形成されつつあると感じました。
美しい大使公邸でのパーティーの締めくくりは、ダウン症のあるひとたちの演奏の熱気あふれる和太鼓の演奏、そしてヘルマンハープの演奏です。
お母さまのお力添えも成功の鍵です!
満場の拍手をいただきました
珍しくたってソロで弾きました
元首相の奥様や各界からもご支援に
このような機会には演奏もさることながら、ヘルマンハープという楽器の意義をお伝えすることが大切だと感じています。ヘルマンハープの発祥やヘルマン先生から受けた教え、自分がヘルマンハープという使命を背負った楽器を伝えていく中で学んでいったことなどをお話しします。ヘルマンハープは誰もが弾けるバリアフリーな側面と豊かな音楽表現のできる芸術的な側面を持っているので、今や“みんなのための楽器”として使われていますが、ダウン症を持ったお嬢さんたちのレッスンをしているとき、「なんだかヘルマンハープが故郷に帰ったような顔をしているなあ」と感じることがよくあるんです。
日本での普及を一任されて、ヨーロッパから日本に戻る直前に、ヘルマン先生は暗い夜の戸口で私に最後にこういわれました。「日本のダウン症の組織に連絡を取って、関係を持ちながら日本での普及をするように」と。
もちろんヘルマン先生の想いは、ダウン症のある方だけでなく、他の生きにくさを抱えておられる方へと続いているのですが。それでもヘルマン先生の息子さんのアンドレアスさんはダウン症なので、ヘルマンハープにとってダウン症は楽器の成り立ちに関連を持っています。
こんな話を始めると、どんどん長くなるので、今日はこのあたりで・・・。
素敵なヘルマンハープデビューを果たしてくれたエンジェルのようなハーピストの誕生です!
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