ヘルマンハープ・梶原千沙都オフィシャルブログ

ヘルマンハープ・梶原千沙都のオフィシャルブログです。ヘルマンハープの音楽事業家として、福祉と音楽をつなぐヘルマンハープでの新しい日独友好の文化交流、そして生涯教育活動をトータルプロデュースしています。

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2015年9月27日 ヘルマンハープ演奏会 in 名古屋

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9月27日に今池ガスホールで開催する「梶原千沙都のソロステージとヘルマンハープ演奏発表会 in 名古屋」を控え、9月24日、名古屋のCBCラジオの人気番組「つぼイノリオの聞けば聞くほど」にゲスト出演させていただきました!

ちなみにこの日は、休日特集として「病気と仲良く」というテーマで3時間放送される中、私のCD「バリアフリーの花~ヘルマンハープサウンド~」から《オーバー・ザ・レインボー》がさわやかに流れヘルマンハープの話題に移りました。
きっとご病気と向き合っておられる方もたくさん聴かれていたと思いますが、ヘルマンハープは身体が弱っている方にも、お身体に負担の無いやさしい音量とゆったりしたテンポを持っています。「弾いている人のやさしさが伝わってくる」というリスナーからのメッセージも飛び込んできて、単純な私としてはそれに気をよくして、楽しくヘルマンハープのお話をさせていただきました。パーソナリティーのつぼイノリオさんと小高直子さんのリードは自然で、お人柄自体がパーソナリティーの資質として宝なんだろうな、と思いました。


はじめてヘルマンハープで《茶摘み》を弾かれたつぼイさんは、(なぜつぼイさんの「イ」だけカタカナなのかな?)「1回ずつ弾くごとに高まっていく高揚感が素晴らしい!」、「高まっている瞬間を自分で感じることができる」という感想をリスナーのみなさんに伝えられました。そして、周囲から止められるまで、ずーっと《茶摘み》を弾き続けられました。しかし、これは言い得て妙!。そして明言ですね。ヘルマンハープ語録に載せないといけません。

笑点でおなじみの落語家、「林家たい平さんがヘルマンハープを愛好されているので知ってる」というメッセージもリスナーの方から届いて、たい平さんの話題でも盛り上がりました。

さて、27日の演奏会は、12時30分開演。場所は名古屋市千種区の今池ガスホールです。
チケットのお申し込みは26日までお取り置きで来ます。0798-61-9953(日本ヘルマンハープ振興会)までお申込みください。
残席のある限り、当日券も販売されます。

27日は十五夜です。愛知県内のヘルマンハープ教室生が心を合わせていろんなジャンルの曲をアンサンブル演奏します。梶原千沙都のソロステージとともにヘルマンハープのやすらぎの音楽を楽しんでください。会場には試奏コーナーもあります。

みなさまのお越しをお待ちしています。

2015年10月号『知致』に梶原千沙都の随想が掲載されました

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『知致』という月刊紙をご存じですか?
“人間学を学ぶ月刊誌”で、10万人が定期購読をしている人気雑誌です。
実は今回私自身の随想「ヘルマンハープに魅せられて」が掲載されることになり、初めてこちらの雑誌のことを知りました。


今月の表紙は堺屋太一さんですが、世の中のリーダーと言われる人や、先人の生き方から、人生どう生きればいいのかを考える手がかりを与えてくれるお話が載っています。
定期購読されている方は、ぜひ私の随想もごらんくださいね。

ドイツでのホーフコンサートと梶原千沙都のソロステージ

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アンドレアスさん、千沙都、ヘルマン先生

梶原千沙都のソロステージ

少し前の話ですが、去る6月27日、28日に、ヘルマンハープ開発者、ヘルマン・フェー先生のご自宅で、「ヘルマン先生80歳のお誕生日を祝うホーフコンサート」が開催され、私は唯一ヘルマンハープのソリストとして、演奏のご依頼をいただきドイツに行ってきました。


こちらはヘルマン先生のご自宅の母屋で、その隣に大きな納屋があり、実はそこが300名を収容するコンサート会場に早変わりします。
石造りの会場はヘルマンハープにとって響きが良く、自然な雰囲気でヘルマンハープの起源をたどることのできる伝説の舞台なのです。ドイツのテレビでも何度か紹介されました。



ドイツ連邦共和国内閣府からクリスティアン・シュミット大臣をお迎えし、まったく新しいバリアフリーの音楽の概念をヘルマンハープの発明によって作り出したヘルマン・フェー先生のお誕生日を大勢の関係者、来場者が祝いました。



2日間にわたり、ヘルマン先生と息子のアンドレアスさん率いるアンサンブル・アルペジオのステージがタップリ披露され、ブラームスの《お姉さん》、ヴェルナーの《野ばら》、モーツアルトの《アンダンテ・グラツィオーソ》、《別れの歌 ムシデン》など10曲以上を演奏されました。「ヘルマンハープがもともとどのような曲を奏するためにできた楽器なのか?」を教えてくれる、いわば「ヘルマンハープのためのヘルマン・フェー選集」です。



両日とも、2つずつのゲストステージも披露されます。ドイツのグループによる演奏では、《シュタイヤ-マルクのポルカ》、《コントレタンツ》といった民族舞踊の音楽から、モーツアルトの魔笛から《俺は鳥差し》などのクラシック、《Thank you for the music》といったポップス曲までジャンルもさまざまで楽しさにあふれる演奏でした。
施設で取り組んでいるクループも毎年必ず出演します。



さて、日本からは私のソロ演奏。《スマイル》、《アルハンブラの思い出》、《竹田の子守唄》《トロイメライ》などを披露しました。シューマンの《トロイメライ》などは、本家本元のみなさんがお聞きになってどう思うのかとドキドキでした。



ドイツでは現在見渡しても、私のように本格的にソロ演奏を聴かせる人はいないそうです。ご臨席の大学関係の先生方も、はじめて見るソリストの舞台だったそうで、「フラウ・カジワラのソロが聴けて良かった」との感想をいただき、私としては、ヘルマン先生のお顔をつぶさずに済んだと喜んでいます。


さて、来年、日本のみなさんにはちょっとしたサプライズの企画があるかもしれません。
どうぞお楽しみに!
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