ドイツのコンサートでソロ演奏を披露
2014年6月28日に、ドイツのヘルマンハープ開発者、ヘルマン・フェー先生主宰のコンサートで、「ぜひソロ演奏をドイツの皆さまに」という要請をいただき、約300名の皆さまにお聴きいただきました。
ヘルマン・フェー先生も、息子さんのアンドレアスさんもお元気で、ほんとうに安心いたしました。2013年の日本普及10周年記念の演奏会には、ヘルマン先生が体調を崩され来日できないということがありました。
ですから、ご自身が率いるダウン症者中心のアンサンブルである、アルペジオのメンバーとともにいつもながらの素晴らしい演奏を聴かせていただき、ほんとうにホッとするものがありました。
ドイツ各地から、訪れた来場者は、ヘルマン先生と アンドレアスさんのアンサンブル・アルペジオの演奏にヘルマンハープのオリジナルの姿を見出します。
日本でも2009年、2013年の来日のときに多くの方がその演奏の姿に胸打たれたことと思います。そこにはヘルマンハープの魂があります。
また、「現在、世界中にあなたのようにソロが弾ける人がいないから」と言われてステージに上がり、世界中の人が知っている《オーバーザレインボー》、日本の美しい《コスモス》、ドイツに私の訳詞で日本語となって里帰りした《会えるそのときまで》などなどを披露しました。
演奏後はドイツの演奏家の方からたくさん声をかけられ、演奏に関する質問がいっぱい寄せられました。手の形や余韻のコントロールとか、さまざまなことです。7月3日の地元紙「マインポスト」では、「ヘルマンハープのソリストとしての輝かしい演奏」という少々高過ぎる評価をいただき、なんとか胸をなでおろしました。
ステージを見ていたネコの姿が可愛かった!
「人間は人間らしく、ゆっくり生きればいいんだよ」
そんなのどかな声が聞こえてきそうな、
バイエルンの農場に包まれたコンサートでした。
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