奈良女子大学佐保会 東京支部で梶原千沙都の講演会
3月11日に、母校、奈良女子大学の同窓会の「佐保会 東京支部」で講演会をしました。
タイトルは「ヘルマンハープを日本で育てて」。
私の講演会ではよく登場するタイトルですが、どのような規模で同様な方々にお話しさせていただくかによって、話の内容も、話しかけ方も変わります。
私の講演はヘルマンハープを奏でながら、お話を聞いていただくのですが、そのときの選曲も同じように変わります。
昨年は恩師で、奈良女子大学名誉教授の近藤公夫先生がお亡くなりになったのですが、ヘルマンハープを日本で育てる中で、折に触れて励ましのお手紙をいただきました。卒業してからの方が恩師のありがたさが分かった話などをしていると、涙があふれてきました。お聴きくださったみなさまは、私の先輩が多かったのですが、知り合いではないのに、同窓というのは、どこか知っている安心感と温かさがあって、素の自分でお話を聞いていただける講演でした。演奏までもリラックスしてできるのですから、心理的な緊張があるかないかで、ずいぶん演奏にも影響するのだと思います。
事務局の方からは、『みんなからとても良い講演だったと言われました。淡々とはなされていましたが、とても大変な道程だっただろうという感想もありました』というメールをいただきました。が、人生自体、アメーバ―のように生きているので、道はこれからやっと広げていく段階です。「ヘルマンハープを日本で育てて」はまだまだ途上です。
みなさん応援よろしくお願いします。
登録:
コメントの投稿
(
Atom
)
0 件のコメント :
コメントを投稿