青山店のインクルースィヴな同好会
黒田浩介君が新しいメンバーに加わりました。
黒田君はとても音楽的なセンスのある方です。
青山店でのインクルースィヴな同好会の新メンバーとしてお稽古をスタートしました。
みなさんは、染色体異常の病気として、ダウン症のことはご存じだと思いますが、他にもプラダー・ウィリー症候群など、染色体異常の病気はいろいろあります。
黒田君は、第7番目の染色体異常の病気です。
赤ちゃんのときに、頭のてっぺんの大泉門という柔らかい部分が閉じてしまっていることを、お母様が気づかれたそうです。赤ちゃんのときに、2回も開頭手術をして骨を開かなければならなかったそうです。
ヘルマンハープはダウン症の息子さんのために、1987年にヘルマン・フェー氏が開発された楽器です。楽譜のシステムと澄んだ音色が美しいヘルマンハープを発明され、それを嬉しそうにアンドレアスさんが人前で弾いているのを見たとき、ヘルマン先生は、「この喜びを自分たちのよろこびだけで終わらせてはならない」と感じたと、ある手記に書かれています。
ヘルマン先生の願いは、「他のダウン症の人たちにも」というだけではなく、すべての社会的な弱者へ、音楽を愛する人へとつながっています。
障がいが無くても、人は、誰でも年をとり、いつかは社会的な弱者と感じる時が来ます。
そして、若くても年をとっても、ヘルマンハープに接したいと感じるとき、それは、あなたがヘルマンハープのやさしさを最も必要としておられるときかもしれません・・・。
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