家族で同好会
先日、青山店で、日本ダウン症協会のメンバーの竹村香小里さんと、是澤祐希さんご家族とお会いしました。お二人を中心に、ヘルマンハープの同好会をつくられるご予定。家族でたのしむステキなヘルマンハープの同好会が出来そうです。
ヘルマンハープは、もともとヘルマンさんが、ダウン症の息子さんと家庭内でソロや合奏など、家庭内音楽を楽しむために開発された楽器です。
「ファミリー」は、ヘルマンハープの大切なキーワードなのです!
千沙都
ヘルマンハープ玉水同好会のみなさんと
先日、6月13日に大阪市北区のヘルマンハープ玉水同好会の皆さんをお尋ねしました。金光教玉水教会の会館で湯川真理子様を中心に、心合わせてお稽古をされています。
実はこの同好会、梶原千沙都が日本で初めて開いた教室が同好会に発展したのです。
明日は舞台発表とあって、みなさんやや緊張気味。
11名のメンバーの内、なんと、80歳台が4名です!
ですから、構えを作ってずっと手を上げているのは、ちょっとキツイ。
それでも、曲のポイントポイントで、手の構えを作ることで
《オーバー・ザ・レインボー》にグッと素敵なニュアンスが乗りました!
演奏会が素晴らしい日になりますように!
千沙都
リサイタル裏話〜予行演習編〜
実は、リサイタル前の5月24日に、神戸元町にあるカフェ&サロン「Pプラネッツ」さんにて知人の協力のもと、個人的な予行演習をしてきました。いろんな人の前で緊張感を持って練習すると、曲の仕上がりも良くなってきます。
本番に向けての問題点も見えやすくなるのです。
そんなシリアスな予行演習を終えた後、実はこの日お誕生日だった三井さんのお誕生日をお祝いし始めました!
まずはピアニストの一ノ瀬さんがショパンの「ノクターン」を演奏。
さらに元タカラジェンヌの千寿さんと三井さんが「すみれの花咲く頃」をデュエットで高らかと歌い上げてくださいました。
タカラジェンヌは幾つになっても永遠ですね!音楽の神様が宿っています!
写真は左から、双和化学産業株式会社の会長の安田さん、Pプラネッツのオーナーで宝塚歌劇団OGの千寿慧さん、ピアニストの一ノ瀬さん、ボイストレーナーの蔵下さん、私、そしてその日が79歳のお誕生日で宝塚歌劇団OGの三井さん。
みなさん、素敵なひとときをありがとうございました。
千沙都
はじめまして!
みなさん、はじめまして!梶原千沙都です。
ヘルマンハープという楽器はご存知ですか?
五線譜が読めなくても、曲が弾ける楽器、、、それがヘルマンハープです。
日本にヘルマンハープを紹介して11年が経ちますが、これまで「すぐに弾ける楽器」というイメージばかりが先頭を切っていました。これは「すぐに弾ける」ということは事実なのですが、多くの方がその点で踏みとどまっているのが実情でした。
ヘルマンハープが本物の楽器としてどのような音楽表現ができるのかが、誰もはっきり分からなかったというところです。
2010年に奏法を開発して、ドイツで「奏法セミナー」を開催しました。
受講した多くのドイツの指導者たちから驚きの声をいただき、2012年には音楽之友社より「ヘルマンハープの奏法<基礎編>」(梶原千沙都著)が出版されました。
このテキストを出版してから、多くのヘルマンハープ愛好家の音色が芯のある美しい響きに、様変わりしました。
私にとって、ヘルマンハープという楽器の本質と可能性を求めて、演奏や教授活動をしてきたことが、ようやくヘルマンハープの成長につながっていく瞬間でした。
ヘルマンハープは26年前にダウン症の息子さんのために作られたバリアフリーの楽器ですが、五線譜が読めなくても誰もが弾けるという、すばらしい社会性を持っています。
その一方で、ソロで本格的な演奏を示そうとすると、非常に難しいという奥行きの深い楽器でもあります。障がいのある人も、健常者も、高齢者も若者も音楽家も取り組む楽器ですから、皆さんがヘルマンハープに込める期待は様々なのです。
障がいの有無を超えて愛されるヘルマンハープ
このヘルマンハープという多様性のある楽器を、バランスよく楽しんでいただきたいと思っています。そして、このヘルマンハープが真価を発揮できるように、微力ながら力を尽くしたいと思っています。
今後ともどうぞ、ヘルマンハープと梶原千沙都をよろしくお願いいたします。
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