ヘルマンハープちよだ 「芸能の集い」の練習がはじまりました!
東京都千代田区主宰の日曜青年教室のサークル、「ヘルマンハープちよだ」は、知的障がいのあるハーピストとその保護者がメンバーの演奏グループです。
11月15日の千代田区文化芸術の秋のフェスティバル、 「芸能の集い」への出演に向けて、ヘルマンハープの練習をスタートしました。
代表の蒲生さんと娘さんの聡子さんが親子奏者とあって、自然と親子がともに参加する素晴らしいサークルになりました。
親子が切磋琢磨して、ヘルマンハープの演奏に取り組まれる様子は、ともに同じ目標を持って前進することの素晴らしさを感じさせてくれます。
「芸能の集い」では、グリークの「朝」やドイツの愛唱歌を披露します。私も歌で参加します。
皆さまぜひお越しください。
「ヘルマンハープちよだ」のアンサンブルの立ち上げは、2011年にさかのぼります。
トッパンホールで開催した、ヘルマンハープ東日本大震災のチャリティーコンサートに出演されました。ご臨席になった千代田区の石川区長様が、その演奏を聴いて、涙を流されていたことを思い出します。
そして、2012年から2014年まで、毎年、パレスホテルでの「千代田区の新年交歓会」のオープニング演奏をとということで、「ヘルマンハープちよだ」と私とでさせていただいたのです。「人の心を打つ、温かくやさしい音色」と区長様も日頃の成果を讃えてくださり、「千代田区にヘルマンハープちよだあり」を毎年1000名近いお客様がご覧になり、知られることとなりました。
その新年交歓会での出来事です。鏡開きのステージでご一緒したマラソンランナーでタレントの谷川真理さんから話しかけられて、思わず会話がはずみました。マラソンの話になったのですが、でも、私はその方が有名なランナーとは知らずに、思わずこんな質問をしてしまいました。
「谷川さんも走られるんですかぁ?」
もう少し、テレビも雑誌も見ないといけないと、反省したしだいです・・・。
よく眠れるというCD「バリアフリーの花~ヘルマンハープサウンド~」
みなさん、さわやかな新緑の季節になりましたね!
ところで、2013年に発売になった、ヘルマンハープ初のソロアルバム「バリアフリー~ヘルマンハープサウンド~」をご存知ですか?
このCDは、実は私がこれも世界ではじめてのヘルマンハープの奏法を開発してから初めて出したCDです。ですから、奏法を駆使できる演奏になってからのはじめてのCDなのです。
ヘルマンハープは「みんなと一緒に簡単に演奏できる」というとても簡単な面と、「ソロで本格的な演奏を聴かせることの難しさ」という二つの面を兼ね備えている弦楽器ですが、私自身、奏法を駆使できるようになって、このソロアルバムを世に送り出せるようになりました。
「このCDで良く眠れた」という声をよくいただきます。
ある著名な作曲家の方が、ストレスが原因で睡眠をとれない状態になった時に、このCDを聴いて眠ることが出来たそうです。
それで、その話を福岡のコンサートでしたら、来場者の方がCDをご購入され、よほど不眠に悩まれていたのか、『眠れました!』と、大喜びで福岡の見ず知らずのあるインストラクターに電話が入ったそうです。
2013年にラジオ深夜便の「明日への言葉」という、朝4時台のインタビューに出演したときには、振興会のホームページ検索が、32万ページビューという異常な記録を達成したのです。
視聴者の感想に、「まだ起きてるのか眠っているのかわからない寝覚めに、ヘルマンハープの演奏とお話しのトーンが心地よかった」という声多くありました。
眠りとヘルマンハープの相性はとってもいいようですね。
青山店のミニコンサートに、先日、脳性まひのお子さんを連れて参加された若いお母さまがおられました。「子供がぐずってきつそうな様子のときに、youtubeで先生の演奏を聴かせると眠るんです。それで今日はCDを買おうと思って来たんです」とのこと。このCDが、少しでも人の生活のしやすさに役に立っているならば、ほんとうにうれしいことです。
ちなみに、うちのネコですが、お気に入りはどうやらドビュッシーの《月の光り》。
私が《月の光り》を弾くと、横に来てすやすやと眠ります。
みなさんくれぐれも運転中には聴かないでくださいね!
千沙都
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